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抗菌作用やウイルスに対する不活性化作用のある柿渋と温泉(湯の花)を使って染める染色キットを販売しています。

【温泉染とは】
別府は湧出量・源泉数がともに日本一の温泉地で、大きく8つのエリアに分けられ『別府八湯』と呼ばれています。
泉質は世界にある10種類のうち7種類が確認されており、単純泉や塩化物泉、硫黄泉など、さまざまな個性のお湯があります。
天然染料を使った染色に温泉で媒染すると、温泉に含まれる成分やpH値で化学変化が起き、仕上がりの色味に変化が起きます。
ひとつの染料が数多に湧き出る別府の温泉と掛け合わさってゆくことで、たくさんの色味が生まれることを『温泉染』と名付けました。
ガスや電気を使わずに、温泉の温度や蒸気といった地熱のエネルギーで染め作業が完結できることも、温泉染の魅力です。
別府の温泉は約50年前に降った雨水がもとになっているとも言われています。
熱エネルギーや水の大きな循環のなかで、天然の素材を使い、この土地でしかできないものづくりを確立したいと思い活動をしています。